政治不信が渦巻く中、要職への起用です。
自民党・安倍派の政治資金をめぐる問題をうけ衆議院山口3区選出の前外務大臣=林芳正さんが、政府のスポークスマン=内閣官房長官に就任しました。
多くの報道陣が詰めかけた林芳正さんの事務所・・・。官邸からの呼び出しの電話を受けた林さんが姿を見せました。
林芳正氏「秘書官からお電話いただきましたので『官邸の方に来ていただきたい』ということでしたので、 今から向かわせていただきます」
足早に官邸に向かった林さん・・・
「政府のスポークスマン」=内閣官房長官への起用に引き締まった表情で岸田総理のもとへ向かいます。
今回の閣僚交代劇は、自民党・安倍派の政治資金パーティーをめぐるウラ金問題をうけたもの。政治不信が渦巻く厳しい難局の中での起用となります。
林芳正さんは下関市出身の62歳、
下関西高校から東京大学に進み商社勤務などを経て、ハーバード大学大学院を卒業しました。
1995年に参議院議員に初当選し参議院5期目途中に、衆議院山口3区に鞍替えしました。
林さんは、これまでに外務大臣や防衛大臣など6度、閣僚をつとめ政界では、「困ったときの林芳正」といった声も聞かれます。
地元・下関で受け止めを聞きました。
女性「ご本人にとってはいいことなんでしょうけど今ちょっとあまりいい感じではないじゃないですかそこを何とか立て直してもらいたい」
男性「どのポストを与えられてもそつなくこなすことができると思うその点に関しましては私は安心している」「お金が必要なこの選挙のシステムだとか要するに派閥ですよね派閥間同士の争いが無くなっていかない限りはなかなか難しいのではないかと思います」
女性「国の為に頑張って欲しいですし私は広島(出身)だから総理大臣ももうちょっと頑張って欲しいんですけど」「政治家なんてお金の苦労していないよねと思います一般の人たちみたいにスーパーに行って買い物してありますよねみなさん女同士はそういう話はしますね苦労した人がなったらもっと変わるだろうねとか」
男性「私はいいと思う」「林さんのファンだから昔から50年くらい(前から)お父さんのころから」みんな俺たちから搾ってとって本人たちは裏金じゃあ政治に金はかかるとは言っているけどむちゃくちゃ」
林さんは皇居で認証式に出席。その後、執務を行う総理官邸に戻り写真撮影など慌ただしく日程をこなしています。
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