中国電力による使用済み核燃料の中間貯蔵施設の立地可能性調査が進む上関町…町の職員による使用済み核燃料貯蔵施設の視察が始まりました。
つぎつぎと車に乗り込んでいく上関町の職員たち。
日本原子力発電が運営する東海第二原発の使用済み核燃料貯蔵施設の視察にむけ出発します。
視察は18日から1泊2日で、あすの午前中に東海第二原発を訪れ、2時間から2時間半程度、貯蔵施設や、原子力発電所、地震対策について社員から説明を受ける予定です。
出発したのは、課長級を中心に10人で、21日から22日にかけても同様の視察が行われます。
今回の財源には、当初予算に計上していた県を経由し交付される「広報・調査等交付金」が充てられていますが、上関町では、このほか、立地可能性調査が始まったことに伴う交付金のうち630万円を使い町民による視察も計画しています。
町民の視察は町内に住む18歳以上を対象に来月23日以降、1泊2日で5回程度 実施する予定です。
募集は今月14日から始まっていて、18日午後4時現在、1つの団体から応募があったということです。
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