山口大学発のスタートアップ企業が国から15億円の支援を受けます。
衛星データを利用したサービスを手がける宇部市の企業が経済産業省の補助事業に採択されました。
宇部市の「New SpaceIntelligence」の長井裕美子社長が篠﨑宇部市長に事業採択を報告しました。
「NSl」は衛星データを利用したインフラ監視サービスなどを提供する会社で2年前に山口大学の研究室からうまれたスタートアップ企業です。
すべての産業を衛星データを使ってアップデートするという目標を掲げていて今回、国が後押しする衛星データのプラットフォームとNSIの技術を連携させて誰もが簡単に使えるシステムの開発を目指すということです。
開発プロジェクトはイノベーションの創出などの国の補助事業に採択され5年間で15億円を上限とした交付金の補助が決まりました。
(長井裕美子社長)
「衛星データを使ったビジネスというのは国内向けのものではない。非常にグローバルな展開ができると信じていてここ宇部から世界に向けたサービスを展開していきたい」
これまでも支援してきた宇部市の篠﨑市長は「まさに地方創生、これからも一緒に発展していきましょう」と話していました。
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