下関市議会は20日、市議会議員の定数を現在の34から32とする条例の改正案を賛成多数で可決しました。
次回・2027年の選挙から適用されます。
下関市議会議員の定数を現在の34から32にする条例の改正案は、12月議会に提案されました。
本会議の討論では、「議員の定数が削減されれば、市民の声が市政に反映されにくくなる」等の反対意見も出されましたが採決の結果、賛成24、反対9の賛成多数で可決されました。
次回、2027年の市議会議員選挙から適用されます。
下関市議会の香川昌則議長は、「削減は、人口減少や市の財政状況を考慮し判断した。また、削減数の2については、人口規模が同じ自治体を参考にした」と話していました。
また、本会議では、大雨による災害で現在も小串駅から長門市駅の区間で不通となっているJR山陰線についてJR西日本に対し、早期の全面復旧を求めるなどとした決議案を全会一致で可決しました。
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