JR山陰線の不通により生徒の進路選択にも影響が出ているとして、下関市豊北町と豊浦町にある中学校の保護者が運行の早期再開をJR西日本に働きかけるよう求める署名を集め、25日、市長に手渡しました。
署名を手渡したのは、豊北中学校と夢が丘中学校、それに、豊洋中学校のPTA関係者であわせて、およそ350人分です。
現在、JR山陰線は大雨の影響で市内、豊北町の粟野川にかかる鉄橋の橋脚が傾くなどして小串と長門市の区間が不通となっています。
不通となっている区間については代行バスが運行されていますが、バスが遅れても列車がバスの到着を待たずに出発するため保護者が送迎しているという事です。
このため要請では、市に対し、鉄橋の区間を外した小串から阿川、長門粟野から長門市までの早期の運行再開、それに、細やかな情報提供などをJR西日本に働きかけるよう求めています。
豊北中PTA会長「定期を買っているのに列車に間に合わないから親が時間を使って連れていくどうしても負担・・それがあるからって子どもの進路をあきらめさせたくない可能性をつぶすのはよくないと思うので」
下関市の前田市長は、「要望はJR西日本に伝えたい」と述べていました。
【1分34秒+10秒】
この記事の動画はこちらから再生できます