8月からの少雨の影響で、下関市の水がめ=木屋川ダムの貯水量が平年を大きく下回っています。
これを受け下関市は渇水対策本部を設置して市民に節水をに呼び掛けています。
下関市渇水対策本部は、市長や部局長らおよそ30人で構成されています。
本部長を務める前田市長は、「渇水による水不足は、市民生活に大きな影響を与える。状況が深刻化した場合に備えて 各部局が取り組むべき事を確認しながら万全の対策を講じていきたい」と述べました。
下関市の水がめ=木屋川ダム・豊田湖の25日現在の貯水率は45.1%。
最も低かった今月11日の36.4%よりは回復していますが平年の12月の貯水率79.9%を大きく下回っています。
また、冬の時期は降水量が少ない傾向にあり、貯水率が36%を下回ると第1次の自主節水となります。
市長会見「市民には本日より水を大切に使っていただく意識を持って年末に向かっていただきたいこのまま雨が降らない状況が続くと1月中旬には10%カット」
下関市では、ホームページなどを通じて手洗いや歯磨き、シャワーの際には、こまめに水を止めることなど節水を呼び掛けています。
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