若者の県内定着を図ろうと、県と周南公立大学は26日、包括連携協定を結びました。
周南公立大学は昨年度、志願倍率が全国トップ…村岡知事の期待も大きいようです。
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26日は県庁で県と周南公立大学による協定締結式が開かれました。
協定では、学生の県内定着やデジタル人材の育成、スポーツ振興などに関して連携するとしています。
山口県が抱える課題=人口減少。
特に、進学する高校生の およそ7割が県外の大学を選ぶなど、進学時の若者の県外流出は顕著です。
そんな中、周南公立大学は来年4月、新たな学部を設け、入学定員を280人から480人へと増やすほか、“地域枠”を県内全域の高校に拡大することも検討しています。
周南公立大学 髙田 隆理事長「県内の高校生の進学先として選択肢を広げるとともに村岡知事が掲げている安心で希望と活力に満ちた山口県の実現に周南公立大学として大きな貢献をしていく所存です
村岡知事「学部も増やして定員もグッと増える そして人気も非常に上がっている山口県がますます元気になるように繋げていければ」
県は2015年に山口大学とも同様の協定を結んでいて、今回が2例目となります。
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