年末年始に、うそ電話詐欺に気をつけてもらおうと、山口の空の玄関口=山口宇部港で29日、警察官らが帰省客に注意を呼びかけました。
警察官「詐欺の電話が多いので気をつけてください」
山口宇部空港で行われたのは、帰省客を対象としたうそ電話詐欺防止キャンペーンです。
宇部警察署の警察官ら12人が参加し、チラシを配って不審な電話に気をつけるよう呼びかけました。
警察によりますと、県内ではことし11月末までに77件、およそ1億5000万円を超えるうそ電話詐欺被害が確認されていて、依然として高止まりの状況が続いています。
なかでも最近は、電話でNTTファイナンスなど実在する企業を名乗って未納料金を要求する手口や、市役所職員を名乗る「還付金詐欺」などが増えているということです。
東京から帰省「(帰省は)半年ぶりくらい、盆くらいに返ったので」「せっかくみんなが集まるので、(チラシを)活用して過ごせたらいいかなと思う」
宇部警察署 生活安全課永冨功 警部補「身近であった不審な電話やメールの話を1つでもテーマとしてあげてもらって、 みなさんで被害防止を図ってください」
県警では、1月3日まで年末年始特別警戒活動を実施していて、人やお金が多く動く年末年始に特に注意を呼びかけています。
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