山口県上関町で進められている使用済み核燃料の中間貯蔵施設の立地可能性調査について、上関町は4日、中国電力に対しボーリング調査に向けた「法定外公共物の占用」を許可しました。
中間貯蔵施設の立地可能性調査で中国電力は、上関町長島でボーリング調査を11本、半年程度かけて行う計画です。
ボーリング調査の資材などを運ぶためのモノレールのレールや、ボーリング調査をするときに水を使うためのホースを引くためには上関町の許可が必要で、中国電力は先月22日、上関町に申請していました。
上関町によりますと4日許可したということで、すでに提出されている「普通林の伐採届」とあわせ、ボーリング調査に向けた行政手続きは整ったことになります。
なお、現地での樹木の伐採は1月21日から可能となります。