建設業界の仕事始めにあわせてことし1年の工事の安全を祈る「釿始式」がきょう(5日)、防府天満宮で開かれました。
毎年1月5日に開かれる防府天満宮の「釿始式」
装束に身を包んだ人たちが拝殿前に置かれた長さ4.5m、直径38センチの県産の檜の丸太を前に、神事を行いました。
釿始式は、建設業界の仕事始めとして工事の安全の願う行事で、年中行事として続いているのは全国でも珍しいということです。
地元の建設会社・藤本工業の藤本 利範社長が丸太に「釿」を打ち込んで木の魂を鎮め、ことし1年の安全を祈りました。
(藤本利範社長)
「自然災害に強い建築業界になっていかなけらばならないなと非常に感じた最初になったそれで思いを込めてひと声を上げさせていただいた。」
「自然になかなか人間の力は勝てないのかなと思わずにしっかりそういったことから守ることのできる仕事をしていきたい。」
丸太は、来年の干支 ヘビの木彫りにして年末に飾られる予定です。
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