夜中、よく晴れて風が穏やかだったことで、今朝は放射冷却の影響により底冷えが強まりました。
山間部のほか、山口市中心部など市街地も所々で氷点下の気温となるなど、朝の通勤通学は手がかじかむような寒さとなっています。
きょう5日(金)の昼間は、引き続き高気圧に覆われることで、おおむね晴れる所が多くなりそうですが、北日本を進む低気圧の影響で、午後は日本海側から雲が目立つ空になってくる見込みです。
ただし雨の心配まではなく、洗濯物は外干しのままで出かけても大丈夫です。
朝は少々辛い寒さですが、昼間は日ざしとともに順調に空気は温まり、最高気温は14度前後まで上がる所が多くなりそうです。春先を思わせる過ごしやすさとなるでしょう。
あす6日(土)は、二十四節気の「小寒」…この日から立春の前日までの、およそ1ヶ月間が、1年で一番寒い時期とされる「寒の内」となります。
その暦に合わせるかのように、週末からの今年最初の3連休は、土曜日の気圧の谷通過による一時ぐずつく天気のあと、日曜日は等圧線が縦縞模様の冬型気圧配置になり、3連休後半は最高気温でも1桁止まり、とグッと寒さが増してくる予想です。
これでも、寒波、と呼べるほどの強い寒気の流れ込みではありませんが、ここ最近、冬のわりに気温が高めの日が続くだけに、体に堪える急な気温変化で体調を崩さないように、十分ご注意下さい。
3連休は一時的に寒さが少々厳しくなりますが、その後は、またしばらく暖冬傾向が続く見通しです。
また、空模様は、しばらく小刻みに変化し、連休明けの火曜日から水曜日も一時ぐずつく天気となる可能性があります。
(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)