山口大学の谷澤幸生学長は学内で検討している情報系の新たな学部の設置などについて2年後の学生募集へ向け準備を進めたいと述べました。
これはきのう(4日)、大学の礎となった私塾、山口講堂を築いた長州藩士の墓参りの場で答えたものです。
山口大学では2015年から毎年、新年の決意のため長州藩士・上田鳳陽の墓参りを行っていてことしも学長や理事ら13人が墓がある山口市内の乗福寺を参拝しました。
谷澤学長は墓参りの後、取材に応じ理系の情報人材を育成するためにも時代に応じた工学部全体の再編が求められているとした上で次のように述べました。
(山口大学 谷澤学長)
「情報系の再編、強化については工学部全体の再編の中で特に重点項目として取り組んでいきたい。再来年度の設置申請、そして令和8年からの募集と令和8年度からの募集という計画で進んでいきたい」
山口大学では文部科学省と協議を進め実現を目指す方針です。
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