宇部市に住む70代の女性がうその電話で、現金1840万円をだまし取られた事件で、宇部警察署は10日、受け子役の東京の当時19歳の女を逮捕しました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは東京都の無職・当時19歳の女です。
宇部警察署によりますと女は仲間と共謀し去年5月13日から6月9日までの間に宇部市に住む70代の女性の家に弁護士などを装い電話をかけ、「介護施設の名義貸しは犯罪になる」「このままでは財産を差し押さえられてしまう」などと伝えたうえ、女性に2回にわけ現金あわせて1840万円を東京のマンションに送付させ、だまし取った疑いが持たれています。
警察は、去年6月19日に女性からの届け出を受け捜査、受け子役の女を特定し、10日、逮捕しました。
警察の調べに対し、女は「犯罪だという認識はあった」と容疑を認めているということです。