アメリカの有力紙「ニューヨーク・タイムズ」で行くべき場所の世界3位に選ばれた山口市。
市の魅力を留学生に発信してもらうインバウンド観光大使の委嘱式が11日、市役所で行われました。
今年度、委嘱されるのは中国やラオス、インドネシアなど8カ国の留学生28人で伊藤和貴市長から代表に委嘱状が手渡されました。
留学生らは去年11月に着物の着付けや座禅体験などの研修を受け山口市の観光地を巡るなどして魅力を学びました。
中国人留学生(県立大)「山口市の魅力を世界へ発信し世界中の旅人に山口の旅行を楽しんでもらい自然が豊かで優しい山口市と海外の架け橋になりたいです」
折しも「ニューヨーク・タイムズ」で世界で3番目に行くべき場所と評価された山口市。
伊藤市長は観光地としてまだ磨きをかける必要があるとした上で次のように述べました。
伊藤市長「(急ぐのは)通訳、それからガイド、そういった人材がしっかり動けるような状況にすることそれと気になるのはお金の決済関係、カードをたくさん使用されると思うので決済関係の環境がちゃんと整っている街になっているかが一つ大きいかな」
ほかにも食事メニューの外国語表記などの課題をあげ関係部署に状況を確認するよう指示をしたということです。
観光大使の任期は3年です。
この記事の動画はこちらから再生できます