今月18日は、海上保安庁の通報用番号の語呂合わせから「118番の日」と海上保安庁が定めています。
「118番の日」を前に徳山海上保安部で通報から救助まで一貫した海難救助訓練の様子が公開されました。
徳山海上保安部で行われた海難救助訓練は、徳山湾内で漁船とプレジャーボートが衝突、海上保安部に連絡があり、巡視艇なつづきの乗組員が救助に向かうという設定で行われました。
徳山海上保安部の所属している第六管区海上保安本部では去年、通報があったおよそ2万7000件のうち794件が有効通報で、97%は無言電話や着信後すぐに切られた電話などであったということです。
無言電話などは通報者がどのような状況か確認する必要があるため、徳山海上保安部では間違えて電話をかけてしまった場合は間違えた旨を伝えてほしいと呼びかけています。
(徳山海上保安部 警備救難課 大塚久課長
「まず自分がいる状態ケガをしているとか場所であれば島影が見えますとか目印の灯台がありますとか位置情報の部分が非常に重要になります」
また、徳山海上保安部によりますとスマートフォンなどのGPS機能をONにした状態で通報すると位置情報も同時に通報され、正確な通報場所の把握につながるということです。
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