13日、14日の2日間行われた大学入学共通テストで、山口県内の試験会場では、受験生1人がカンニングの不正行為により失格となりました。
大学入学共通テストは2日間にわたって全国一斉で実施され、山口県内でも9つの会場で行わました。
大学入試センターによりますと、失格となった受験生は、初日の最初の受験科目「地理・歴史・公民」で試験科目に関わる複数のカンニングペーパーを使用していたということです。
会場にいた複数の担当者がカンニングを確認し不正行為と認めました。
受験生は、試験の途中で退出の指示を受け、そのまま失格となっています。
大学入試センターは、個人の特定につながるとして不正行為のあった会場や性別などついて明らかにしていません。
県内での大学入学共通テスト、旧大学入試センター試験における不正行為は、2009年のセンター試験以来で、大学入試センターが公表を始めた2006年以降、2例目です。
県内ではこのほか列車の遅延により1人が30分繰り下げで別室で受験しています。