昨夜遅くからから、県内には日本海から進んできた雨雲が流れ込んでいます。雨脚がやや強まって、本降りの雨となった所がありました。この時間は、雨のピークは越えて、雨雲の隙間が広がってきています。
北海道の北を進む低気圧から伸びる寒冷前線により、天気が崩れていますが、この前線が東へ抜けることで、県内の雨は順調にピークは越える見込みです。ただし、大陸との高気圧との間で等圧線の間隔がやや狭まり、北寄りの風が吹きやすくなるでしょう。
このあとの県内は、一旦雨が止んだ後も日本海側や、山間部ほど雲が多めの天気で、昼過ぎ頃までは時雨れる可能性があります。ただし、このあとは降っても弱い雨となる予想です。瀬戸内側ほど雲の隙間が広がって、日ざしが届く時間も出てきそうです。。海上の波は瀬戸内側で1m。日本海側・響灘は3mのち2.5mでうねりを伴う予想です。
日中の最高気温はきのう14日(金)より昼間の気温はやや低め。北風が吹きやすいため、数字以上に空気が冷たく感じそうです。油断して体を冷やさないようお気を付けください。
あす16日(火)は晴れそうですが、あさって17日(水)は、東シナ海から前線が近づく見込みで、次第に雲が増えるでしょう。18日(木)頃からは、前線が西日本に停滞する見込みで、曇りや雨のぐずつく天気がしばらくの間続く可能性があります。日ざしの有効活用は、前倒しで進めておくとよさそうです。
(KRY山口放送 気象予報士 中原一徹)