山口市内のタクシー事業者10社などが連携するアプリによるタクシー配車の県の実証実験が15日から始まりました。県内初の試みということです。
タクシー配車の実証実験で使われるのは「やまぐちTAXIアプリ」です。
アプリでは、利用者がタクシーを手配しようとする際、山口市内を走るタクシーのうち、一番近くにいるタクシーを即時に検索しワンタッチで呼ぶことができます。
実証実験に先立ち、すでに市内のタクシー事業者10社による共同配車システムが導入されています。
アプリによって利用者はタクシーの待ち時間が短縮でき、一方で、タクシー事業者も運用効率の向上につながることに期待を寄せています。
県ではこの実証実験を、将来的には中山間地域でのAIを利用した乗り合いタクシーの導入に繋げたいとしています。
実証実験はことしの3月末まで続けられます。
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