下関市に新たな給食センターが完成しました。センターは、施設の建設から維持管理・運営までを民間が行う山口県内で初めての給食施設となります。
新下関学校給食センターは、市地方卸売市場新下関市場の敷地内に建設されたもので関係者がテープカットして完成を祝いました。
給食センターは、鉄骨造り2階建てで、ことし4月から、小中あわせて22校に1日およそ7000食の給食を提供します。
センターには、市内の施設では初めて、炊きあがったご飯やカットした野菜に金属が混入していないかチェックする金属探知機が導入されているほか、アレルギーを持つ子供に対応し最大で100食、個別に給食を作ることもできます。
また、センターは、建設から維持管理・運営までを民間が行う県内で初めての民設民営の給食施設となります。
委託料は、15年間でおよそ101億円となっています。
(運営を担う下関アグリフードサービス 中島和雄社長)
「特に衛生面にはいろんな配慮をして万全を期しているみなさんの期待に沿えると思う」
給食センターでは、「隣接する新下関市場とも協力して地産・地消を積極的に進めていきたい」と話していました。
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