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下関市の食料品メーカーが市に寄贈した「長期保存パン」を市内の小中学校に配布 パンの賞味期限は2029年5月

KRY山口放送 2024年1月17日 12時4分

子どもたちに防災意識を高めてもらおうという取り組みです。

下関市の食料品メーカーが去年、市に寄贈した長期保存パンが、市内の小中学校に配布されています。

長期保存できるパンの賞味期限は2029年5月です。

原料の天然酵母に含まれる乳酸菌の働きによって5年間、保存ができるということです。

16日に日新中学校で行われた贈呈式では、萱野晴也生徒会長に市の関係者からパンが手渡されました。

この長期保存パンは下関市内に工場を置く食料品メーカー=パネックスが製造したもので、子どもたちに防災意識を高めてもらおうと去年、市に2万個を寄贈しました。

市では市内全ての小中学校71校に合わせて1万7500個を配ることにしていて、残りは備蓄することにしています。

(萱野晴也生徒会長)

「下関市で作られたパンが被災地に届けられたことを聞き、とても驚きすごく誇らしく感じた。家に帰って家族とも防災について話してみたい」

長期保存パンは、各学校で子どもたち一人ひとりに配られ、それぞれの家庭に持ち帰るということです。

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