能登半島地震の被災地に向けてけさ(18日朝)、日本赤十字社山口県支部から医師や看護師など9人が救護班として派遣されました。
災害派遣を前に、けさ、山口市で出発式が行われました。
(派遣救護班 野中裕文班長)
「自分たち9人だからできることを一生懸命探してやっていきたい
能登半島地震から2週間あまり。被災地では水などのライフラインがいまだに整っておらず、衛生状態が問題となっている地域もあるといいます。
日本赤十字社山口県支部の医師や看護師など9人は救護班として、石川県七尾市や志賀町に派遣され、避難所での巡回診療、病院の支援、医療ニーズの調査などにあたる予定です。
派遣期間はきょう(18日)から23日までとなっています。
(派遣救護班 野中裕文班長)
「コロナウイルスやノロウイルス、インフルエンザといった感染症の流行があると聞いている。トイレの問題や水がないということが問題になっているということなので我々も注意、配慮しながらやっていきたい」
式の後、9人は同僚らに見送られ、被災地に向けて出発しました。
日本赤十字社山口県支部は今後、保健医療活動の調整などを担う災害コーディネーターの派遣も予定しています。
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