きょう18日(木)は、日中は県内広く雨が降ったり止んだりで、度々雨傘活躍の一日となりました。
この雨は、大陸から日本付近に伸びてきた前線の影響によるものですが、あす19日(金)にかけては、次第に前線は日本の南岸付近へと、南に下がっていく見込みです。
県内は、あす19日(金)の未明頃までは引き続き、雨が降ったり止んだりですが、前線の南下に伴い、日中は雨雲の大部分は南に離れていくことで、おおむね曇り空、と空模様は少し落ち着いた状態が続きそうです。
また、冬まっただ中のわりに気温が高めの状態は続きます。日中の最高気温は12~14度くらいの所が多い見込みです。
海上は風がやや強く、波が高くなってきます。特に日本海側・響灘は波の高さ3メートルとなる予想です。船舶などは十分ご注意下さい。
週末は前線の上に低気圧が発生する見込みで、土曜日は、この低気圧の雨雲が大きく広がり、ややまとまった雨に。日曜日は徐々に低気圧は東に離れていくものの、細かい雨雲は残りやすいスッキリしない天気が続きます。
週末が、よりぐずつくことも考え、あす19日(金)は、太陽の登場まではなかなか望めませんが、雨が小康状態の時間を有効活用していきましょう。
来週になると久々に強い寒波がやって来ます。
週明けから等圧線が縦縞模様の冬型の気圧配置が強まり始め、来週中頃にかけては、市街地でも広く雪が積もった、先月のクリスマス前の時に匹敵するほどの、強い寒気が流れ込んで来る予想で、久々に市街地でも積雪や路面などの凍結、そして冷蔵庫並みの凍える寒さに要注意となってきそうです。
先月、クリスマス前の時の寒波を、今一度思い出しながら、ぐずつく天気の間に、この冬将軍への対策もシッカリ進めておきましょう。
(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)
この記事の動画はこちらから再生できます