特設の土俵の上で競うのはこども達が詠んだ俳句の出来栄えです。
きょう(18日)下関市豊北町で俳句相撲大会が行われました。
俳句相撲大会には豊北小学校の児童およそ30人が参加しました。
子ども達はまず8つの班に分かれてそれぞれが詠んだ句の中から最も良いと思うものを代表に選びました。
この俳句相撲大会は江戸時代の俳人田上菊舎の生誕地にあった田耕小学校で行われていた行事で、統合先の滝部小学校現在の豊北小学校が受け継いできました。
席題は「初笑い」「初日の出」「すごろく」の3つで、子ども達は冬休みの間に句を考えました。
大会はトーナメント形式で決勝に進んだのは、この2句です。
(西の句)
「すごろくや家族で遊ぶもり上がる」
(東の句)
「かめ山のかいだんのぼる初日の出」
♪行司「みあってみあってはっけよーい のこった」
優勝したのは「すごろくや家族で遊ぶもり上がる」
中野月葉さんが詠みました。
(中野月葉さん)
「(すごろくが)楽しくて盛り上がってすごい楽しかったので俳句を書きました優勝したのでよかった」
大会を運営した菊舎顕彰会では「いろんな言葉を知ってこれからも俳句作りを楽しんでほしい」と話していました。
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