西日本付近に横たわる前線の影響で、山口県内は夜中~今朝にかけても雨が降ったり止んだりの天気が続いています。
ただし雨雲の通り道は、徐々に南に下がりつつあり、きょう19日(金)の日中は、前線は日本の南岸付近へと、やや離れていく見込みです。
朝の通勤通学時間帯の頃は、まだ雨が残る所が多いですすが、日中は雨雲は南に離れ、いったん県内の雨は小康状態になる、とみています。
今夜から再び雨雲が流れ込み始める見通しで、夜ほど降水確率も再び上昇します。
外出の予定に合わせて、柔軟に雨具の準備などを心がけていきましょう。
スッキリしない天気でもこの時期にしては気温が高めの状態が続きます。
最高気温は12~14度くらいの所が多いでしょう。
あす20日(土)にかけては、前線の上に発生する低気圧の雨雲が大きく広がり、再び、ややまとまった雨になりそうです。
日曜日は、徐々に低気圧は東に離れていくものの、細かい雨雲は残りやすいスッキリしない天気が続きます。
また、来週は久々に強い寒波がやって来ます。
週明けから等圧線が縦縞模様の冬型の気圧配置が強まり始め、来週中頃にかけては、市街地でも広く雪が積もったり、凍える寒さとなった、先月のクリスマス前の時に匹敵するほどの、強い寒気が流れ込んで来る予想です。
先月、クリスマス前の時の寒波を、今一度、思い出しながら、ぐずつく天気の間にこの冬将軍への対策もシッカリ進めておきましょう。
(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)
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