山口市に住む70代の女性が現金1350万円をだまし取られるうそ電話詐欺の被害にあいました。
山口南警察署によりますと、去年5月、山口市の70代の女性のもとに、県警防犯課を名乗る男から電話があり、「あなたの個人情報が漏れていることがわかった」と言われたということです。
その後、別の男からの電話で「お客様番号」として5桁の数字を教えられ、その番号をボランティア会長を名乗る男に伝えたということです。
すると、東京の監督官庁を名乗る男などから、「あなたのお客様番号を使って犯罪をしたことでボランティア会長が逮捕された」「あなたも共謀したとして逮捕される」などと言われ、信じた女性は、保釈金や示談金名目として現金1350万円を受け取りに来た人物に手渡し、だまし取られました。
今月17日にも同様の手口で下松市の高齢女性が現金およそ7050万円をだまし取られる被害が確認されていて、報道見た女性が警察に相談し、今回の被害が発覚したということです。