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【山口天気 朝刊1/24】今朝は市街地でも広く積雪 「冬の嵐」に昼前まで警戒を

KRY山口放送 2024年1月24日 7時20分

24日(水)午前6時の気象レーダーの様子

県内には次々と雪雲が流れ込み、特にきのう23日(火)夕方から、今朝にかけては雪の降り方が強まりました。北西の風とともに、西部や北部、中部や山間部では、雪が降り続いています。

24日(水)午前6時の積雪の深さ

積雪の深さの解析値によると、中国山地に続く標高の高い場所では、広く5㎝を超える積雪。20㎝を超える雪の量の所もあります。午前6時で山口、下関で1㎝の積雪を観測しています。平地でも雪が積もっている所が多いとみられ、瀬戸内側でも下関や宇部も、地面が白くなっています。このあとの通勤通学の時間、路面の状況に十分にお気を付けください。車の運転は冬用タイヤで慎重に。これから事故などの発生により交通障害が広がる可能性がありますので、時間に余裕をもった行動を心がけましょう。徒歩の場合も足元に注意です。

警報・注意報

午前7時現在。県内の西部、中部、柳井光の海上に暴風雪警報。中部、柳井・光に波浪警報。そのほか、大雪や低温、着雪注意報が発表されています。

警戒が必要な時間帯

このあと昼前にかけて、瀬戸内側の海上では雪を伴う暴風に警戒が必要です。また、昼過ぎまでは高波に警戒が必要です。

24日(水)午後9時の予想天気図と寒気

この冬一番の寒気が流れ込み、日本付近は冬型の気圧配置が強まっていますが、夜にかけて県内付近は等圧線はやや緩む予想です。上空の強い寒気も北へ退き始める見込みで、寒波の峠はきょう24日(水)午後は越えてくる見通しです。

24日(水)の天気予報

県内は、昼過ぎにかけて、雪が降りやすいでしょう。特に午前中は断続的に雪雲が流れ込み続ける予想で、さらに積雪が増える所がありそうです。午後は、雪や風のピークは越えて、曇りや、晴れ間が出る時間がありそうです。海上の波は、瀬戸内側は3m~1.5m。日本海側・響灘は5mのち4mの予想です。

24日(水)の天気予報

日中の最高気温は、山口、岩国、萩、長門は2℃。宇部は3℃。美祢は0℃。徳佐は-2℃の予想です。ほとんどの時間が0度前後で経過する予想。徳佐は一日気温が氷点下の真冬日予想です。凍り付くような寒さが続きます。引き続き万全の寒さ対策をして、温かくしてお過ごしください。

10日間予報

あす25日(木)からは瀬戸内側ほど日差しが多い天気が続きますが、流れ込んだ寒気の影響が残って、最高気温一桁の厳しい寒さは金曜日頃まで続く見込みです。積もった雪が解け切らず、再び凍結する心配もあるため、あす25日(木)以降も路面の状況に注意が必要です。来週になると最高気温は二桁。2月にかけて昼間の気温は上がっていく見通しです。

(KRY山口放送 気象予報士 中原一徹)

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