今年も本格的な花粉シーズンがスタートです。
山口県医師会は、県内のスギ花粉飛散開始を宣言しました。
県医師会では、県内19箇所でスライドガラスの上に落ちてきたスギ・ヒノキの花粉を顕微鏡で観測しています。
今年は暖冬傾向の影響で、年明けから、少量のスギ花粉が所々で観測されており、萩市の観測地点では1月18日、19日と2日連続で飛散開始基準以上のスギ花粉が観測されたため、県医師会は、今月18日付けでのスギ花粉飛散開始宣言を26日、発表しました。先日の寒波の影響などから、花粉飛散は抑制されていますが、今後は次第に増加する見込みです。
県医師会では今年のシーズン全体のスギ花粉の飛散量は、過去10年平均の4割程度、と予測しています。過去最多の飛散量だった去年よりは少ないものの、症状を引き起こすには十分の量は飛散する見通しのため、県医師会では、マスク着用などの対策を呼び掛けています。