山口県防府市の養鶏場で死んだニワトリをPCR検査したところ27日、高病原性鳥インフルエンザの陽性反応が確認されました。
山口県によりますと26日午後2時、防府市の養鶏場から「鶏に異常が見られた」と通報があったということです。
中部家畜保健衛生所が緊急立ち入りし簡易検査したところ、A型インフルエンザの陽性が確認されました。
PCR検査の結果、高病原性鳥インフルエンザの陽性反応が出たということです。
農場は、防府市台道にあり、ニワトリやアヒルなど合わせて23羽を飼育し26日までに9羽が死んでいるということです。
県は、27日午前8時50分までに殺処分と農場の防疫作業を終えました。
県内の養鶏場で鳥インフルエンザが確認されたのは、2014年12月以来およそ9年ぶりとなります。
なお、10キロ圏内に100羽以上を飼育する養鶏農家は2戸あり、そのうち1戸で2万1200羽のニワトリを飼育しているということです。