能登半島地震はまもなく発生から1か月となります。
被災地・石川県で防犯パトロール活動にあたる部隊の出発式が県警本部で行われました。
パトカーで、被災地での防犯パトロール活動にあたる「県警特別自動車警ら部隊」。はじめての派遣となる今回は、隊員7名が現地に向かいます。
出発式では、県警地域部の長谷川正人部長が、隊員らを激励しました。
(県警・地域部 長谷川正人部長)
「私も29年前、阪神淡路大震災に出動しております。」「被災地での現場活動は余震の危険性もあり極めて困難を伴うものです。」「被災者のみなさんの心に寄り添いながら被災地の安全安心のための活動を進めていただきたい。」
隊員らは、現地での盗難などを防ぐため、パトカーで避難場所周辺のパトロール活動にあたるということです。
(県警自動車警ら隊 河野高大警部補)
「隊員の安全管理や健康管理に十分注意しながら全身全霊で与えられた任務を尽くしていきたいと思う」
部隊はあす(31日)、石川県に向けて出発する予定で、来月1日から10日まで現地での活動にあたります。
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