環境美化や生活環境改善の取り組みなどを考える研修会が、岩国市で始まりました。
岩国国際観光ホテルで始まった「快適な環境づくり研修会」には、県内のボランティア団体や自治体の関係者などおよそ150人が参加しました。
研修会は環境美化や生活環境改善などの課題について発表や情報交換をするもので、初めに、県立大学准教授の今村主税さんが「食から考えるSDGs」と題して講演しました。
今村さんは、チョコレートや石けんなどの原料パーム油が生産されるインドネシアで森林破壊が起きている現状を紹介。
環境に配慮した商品などを購入する「エシカル消費」を呼びかけました。
(今村准教授)
「環境破壊に繋がっていたり労働環境の悪い(商品の)消費を続けていくと持続不可能な社会にしかならない」
研修会はあす(31日)も開かれ、環境美化への地域の取り組みなどが発表されます。
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