東京パラリンピックの開会式で演奏したことでも知られる全盲のギタリスト田川ヒロアキさんが光市の中学校で講演しました。
大きな拍手に出迎えられ登場した田川ヒロアキさん。
演奏 ♪金メタル
田川さんは下関市出身。
生まれた直後に視覚障害があることがわかり13歳のときには完全に視力を失いましたが音楽で生活していきたいとギタリストに。
東京パラリンピックの開会式で演奏するなど活躍しています。
(田川ヒロアキさん)
「中学校の時に体育教官室に呼ばれたのかな怒られるのかなと思ったら
"田川ギターはじめたんか練習すりゃ上手くなるけえ"っていわれたんですね」「しなければならない、っていう二つ否定が続く方をどうしても日本語は使ってしまう、 これは習慣ですよねそれは悪いという意味では無くて 私が好きなのは"~ればできる"の方が好きな言葉だなと思って今、私はここまで来ることができているなと思います」
講演会は多様な生き方について学んでほしいと開かれたもので室積中学校と室積小学校の生徒・児童が参加しました。
(小学6年生)
「すごくかっこよかったし勉強になったこともあってすごく良い時間になったと思います」
(中学2年生)
「前から目が見えないというのはきいていたんですけどすごい迫力のある演奏だと思った」
田川さんは「小中学校の間に経験したことが全て将来につながるから学校生活を楽しんでほしい」と児童、生徒にエールを送っていました。
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