山口県の制度を利用し光市の総合建設コンサルティング会社で研修を受けていたペルー出身の女性が研修を終え8日、修了式が行われました。
光市の巽設計コンサルタントで研修を受けていたのは、ペルー出身のシルベストレ・アビガイルさんです。
アビガイルさんは山口出身の男性の寄付で開校し、長年、県関係者が支援している、ペルー山口学校の卒業生です。
県の海外技術研修員制度を利用し去年8月に来日、9月から巽設計コンサルタントで建物の完成予想図の作成などを学んできました。
(アビガイルさん)
「巽設計コンサルタントで本当に幸せでした。この5か月間、日本のデザインについて多くのことを学びました。」
修了式では光井謙二社長から「友好親善社員ペルー駐在」の辞令が手渡されました。
アビガイルさんはインテリアデザイナーを目指していてペルーに帰国後はデザイン会社に勤務しデザインの資格取得を目指すということです。
(巽設計コンサルタント光井謙社長)
「彼女はデザインとか自分の夢を持っているので必ず、ペルーに帰って彼女の作品ができると思う」「遠からず彼女の設計した建物(の画像)を送ってくるのを楽しみに待っている」
「Tu Puedes!」
最後は社員がスペイン語で頑張れと声をかけアビガイルさんを送り出していました。
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