山口市の小学校に通う児童が下校中に高齢女性を連携して保護したとして7日、警察から感謝状が贈られました。
感謝状が贈られたのは、湯田小学校6年の上之園千紗さん小島瑠莉さん、中山ひかりさんの3人です。
3人は1月、下校中に道路で立ち尽くしていた高齢女性に気づきました。
(上之園千紗さん)
「あそこで話していたら左の方向から人が話しながらここどこかいねとつぶやきながらきたので『どうしたの』と聞いた」
声をかけたのは、高齢者施設から外出したまま、行方がわからなくなっていた90代の女性でした。
3人はそれぞれ「荷物を持つ」、「メモをとりながら話を聞く」、「手をつないで一緒に歩く」と役割を分担し女性を近くの交番まで連れていきました。
(小島瑠莉さん)
「とても困っていたので交番に連れて行ったほうがいいのかなと思ったので3人で一緒に連れて行った」
(上之園千紗さん)
「いいことした自分をほめたい」
(中山ひかりさん)
「困っている人を積極的に助けたいと思った」
3人が女性に声を掛けた場所は交通量が多く、当日は、寒さも厳しかったといいます。
山口警察署の林茂就署長は勇気をもっての行動を称えていました。
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