きょう8日(木)の山口県は、朝は底冷えが強かったものの、昼間は日ざしタップリで、今週の中では日中の気温が最も高くなった所もあるなど、まずまずの過ごしやすさとなりました。
この過ごしやすさが、週末からの3連休も続いて欲しいところですが、空模様の変化は少々複雑です。
まず今夜は弱い気圧の谷の通過で、西部北部を中心に、わずかながら、にわか雨の可能性があります。
あす10日(土)夜明け前には空模様は落ち着いて、日中は日ざし十分の天気が戻ってきそうですが、少し吹く風がヒンヤリで、最高気温は10~11度くらいの所が多い予想です。日ざしタップリでも温もりは今ひとつですので、お出かけにはシッカリ厚着をするなどして、体調を崩さないよう気をつけましょう。
11日(日・祝)は、上空に強い寒気を伴う気圧の谷の通過で、明け方から昼頃を中心に、一時的に急な雨や山間部は少し雪交じりの所もありそうです。雷や少々強い突風を伴うこともあるでしょう。午前中の少々不安定な空模様に十分ご注意下さい。
午後は天気は持ち直しますが、西寄りの風が冷たく、寒い状態が続きます。
月曜日の振替休日は穏やかな晴天が戻るとともに、昼間は暖かさが増してきます。しかし、この暖かさとともに、今度はスギ花粉の飛散が増えていく心配があります。
連休明け以降も気温は高く、4月並みの暖かさの日もある予想で、日に日に飛散量が増えていくことにもなるかもしれません。花粉症の方は、万全の対策を心がけて頂きたいと思います。
なお、来週半ば以降はぐずつく天気の日が多くなりそうですが、前線や低気圧に向かう南風が強まるために、曇りや雨でも気温は高い、とみられます。南寄りの風の吹き方や強さによっては、「春一番」となるかもしれません。
来週は一気に春めいてくる見通しですが、「春一番」となると、少々荒天となる心配もあるので、今後も最新の予報を確認しながら、安全第一の行動の心がけなどを、お願いします。
(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)