長門市の萩焼深川窯で作陶をしている萩焼作家の新庄紹弘さんの初めての個展がいま、山口市のデパートで開かれています。
会場の山口井筒屋には萩焼作家・新庄紹弘さんが手がけた新作およそ70点が展示されています。
新庄さんの父親は2018年に県指定無形文化財萩焼保持者に認定された新庄貞嗣さんです。
長門市の萩焼深川窯の里三之瀬で生まれた紹弘さんは現在、38歳。早稲田大学卒業後、京都の産業技術研究所で陶芸を学び2013年からふるさとで作陶活動を始めました。
(新庄紹弘さん)
「父と同じ仕事場の中で隣同士のろくろを使いながらあーじゃないこうじゃないと言いながらやってます」
今回の作陶展のために1年以上前から準備を進めたきたということで会場には伝統の登り窯で生み出された花入れや茶わん、ぐい飲みなどの作品が並びます。
(新庄紹弘さん)
「少しずつ何となくこういう感じなんだなみたいなのはわかるようになってきたんで10年ぐらいやってきてスタートラインにきてるような感じがします。もちろん自分で自信があるところもあるのでそういうのを見てもらえたら良い」
新庄さんの初めての個展は2月12日まで、山口井筒屋で開かれています。
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