米軍岩国基地の消防隊が高性能救命ロボットを使った救助デモンストレーションを公開しました。
今回登場した、救命ロボット、その名も「EMILY」!(エミリー)
EMILYは、遠隔操作が可能なロボットで全長1.27メートル、最大速度は56キロ、大人4人がつかまった状態でも移動することができるということです。
錦帯橋近くの錦川で行われたアメリカ軍岩国基地消防隊のデモンストレーションには岩国地区消防組合も視察に訪れました。
デモンストレーションは対岸に人が取り残されたという設定で行われ、消防隊の隊員が、エミリーにつかまり、救助に向かいました。
エミリーは遠隔操作により単体で救助に向かうこともできます。
ボートだと準備に時間がかかってしまうヒ場面でも素早く、要救助者を救出したり浮き輪を届けたりする出来るということです。
(米軍岩国基地消防隊 ヒース・ビッケル スペシャルオペレーションチーフ)
「利点の一つは救助の専門的なトレーニングを受けていない人でも要救助者を救ったり保護することができる」
(岩国地区消防組合水難救助潜水隊 松前忠司隊長)
「やはり、小型で軽量かつスピーディーというところがもっとも興味深い点でありました」
このエミリーは岩国市で災害が起きた際、市からの要請があれば援助に向かうということです。
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