ユニクロで知られるファーストリテイリングの本社でヘリコプターの離着陸訓練が行われました。
地元の山口市との協定に基づいた地域連携の一環です。
14日午前8時半すぎにファーストリテイリング本社のグランドに県の防災ヘリコプターきららが着陸しました。
ことし1月に山口市と締結した協定では次世代の育成や地域防災といった活動が明記されていて地域防災に関する取り組みでは災害時のヘリコプターの離着陸場としての活用や冷暖房付の体育館を避難所として利用することなどが盛り込まれています。
ファーストリテイリングは今回の能登地震で防寒具や肌着など10万点の衣料支援を表明したほか被災地の緊急支援に携わる複数のNPO法人にあわせて1億円を寄付しています。
会見したファーストリテイリングの大苫直樹グループ執行役員は「日本の山口からファーストリテイリングがスタートしたことをもう1度再認識していく必要がある。今後も様々な地域貢献活動に取り組みたい」と述べました。
同じような協定は今後、宇部市とも結ぶ方針で協議を進めています。
この記事の動画はこちらから再生できます