柳井商業高校跡地に整備が進められている複合図書館の開館を前に見学会が開かれました。
柳井市の複合図書館=みどりが丘図書館はことし7月の開館にむけ柳井商業高校跡地で整備がすすめられていて15日から4日に分けて見学会が開かれています。
みどりが丘図書館は鉄骨造りの2階建てで延べ床面積はおよそ2500㎡、最大15万冊所蔵できるということです。
子育て支援や防災の機能を併せ持っていることが特徴で子どもが寝転びながら本が読めるスペースや、子供用のトイレ、授乳室といった親子連れでも長時間滞在できる設備のほか、市の指定避難所ともなる予定で備品の備蓄倉庫も整備されています。
(見学者は)
「小さくこじんまりしているけど落ち着いてゆっくりと柳井市民がゆっくり本を読むことができるところが新しくできて大変すばらしい」
(2児の母親)
「乳児が今居るんですけど乳児のためにも授乳室があったりエアコンが完備されていたり」「子育て世代が使いやすいかなって思えるので沢山利用したい」
みどりヶ丘図書館を巡っては2018年に市が基本構想を策定、当初、2021年度中のオープンを目指していました。
しかし、市民の間で建設への賛否が分かれたため井原市長が建設費の予算計上を2年以上先送りしたことなどから開館時期は当初の予定より大幅に遅れました。
(みどりヶ丘図書館 藤村英明館長)
「図書館として形になりましたのでここからは皆さん全員に有効活用していただいて市民と一緒になってこの図書館が良い物になるように取り組んで参りたい」
見学会の他にも今月24日にアクティブ柳井で開かれるイベントに合わせ図書館が開放され、見学出来るということです。
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