山口市はおよそ3年にわたり市の会計年度任用職員約360人に対し通勤手当を誤って多く支給していたと発表しました。
市によると、月の途中から任用した会計年度任用職員には通勤手当を翌月から支給すべきところ、誤って任用した月から支給していたということです。
ことし1月に発覚したもので市が調査したところ2020年4月からことし1月にかけて、約360人に合わせて約950万円多く支給がしていたということです。
誤支給額は1人あたり1750円~15万500円です。
市は今後、誤支給者に説明し返還を求める方針で金額が大きい場合は分割納付も含めて相談に応じるということです。
山口市総務部職員課は、「来年度の任用に向けて周知を徹底し、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。