山口県内で相次いで確認されているJRのケーブル被害…16日もJR宇部線・居能駅付近でおよそ60か所にわたりなくなっているのが見つかりました。
16日午前2時40分ころ、宇部市のJR宇部線・居能駅付近の線路で「レールボンド」と呼ばれる銅製のケーブルの束が切断され盗まれているのを点検していたJRの社員が見つけました。
レールボンドは列車の位置を把握したり信号を制御したりするためにレールのつなぎめに電流を流すためのケーブルです。
今回見つかったのは60か所程度でおよそ130本にのぼり今月8日夜の点検時には異常が無くいつなくなったのかはわからないということです。
復旧作業のためJR宇部線と小野田線は31本が運休しおよそ3500人に影響が出ました。
県内では今月7日以降、同様の被害が相次いで確認されていて今回をあわせて5つの区間の220か所程度でおよそ450本がなくなっているのが確認されています。
警察は窃盗の疑いで捜査を進めています。
この記事の動画はこちらから再生できます