今月2度目の3連休は、冷たく静かに降る雨でスタートの所が多くなりました。
前線は日本の南に離れているものの、北から張り出す高気圧から吹き出す風が、日本海を経由して湿った風で県内に吹き付けており、さらに西から近づく気圧の谷の影響で、県内付近は雨雲の通り道となっています。
きょう23日(金・祝)は、午前中は、引き続き弱い雨が降ったり止んだりの所が多い見込みです。
午後は次第に雨は止む所が多くなる見込みですが、日本海側ほど夕方頃まで細かい雨が残り続ける可能性があります。
お出かけの際に雨が止んでいても、気まぐれな雨には備えて、折りたたみ傘などは用意しておくと良いでしょう。
海上中心に風の強い状態が続いて、日本海側は時化模様も続きます。船舶など十分ご注意下さい。
また、冷たい北風が吹き続けて、最高気温でも1桁止まりか10度くらいに止まる所も多く、体に染み入る寒さが続きそうです。
シッカリ厚着するなどして、体を冷やしすぎないようにも、気をつけましょう。
雨が小康状態になれば、寒くてもスギ花粉は飛散量が多くなりそうです。
3連休、シッカリ花粉対策も心がけて、過ごしましょう。
24日(土)は、午前中心に多少晴れ間がありそうですが、午後は再び雲が増えてくる見込み。
25日(日)は再び雲が増え、夜明け前~朝を中心に、一部にわか雨の可能性があります。
来週前半は晴れ間、後半は再びぐずつく天気、と小刻みな天気変化を繰り返すでしょう。
しばらくは連日、2月らしい、ジワジワ体に堪える寒さで、コートやダウンなど冬物衣料が活躍する日々となりそうです。
(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)