今年4月から中学校の機能を小学校に移す下関市の内日中学校で24日、学校としては使われなくなる校舎のお別れ会が行われました。
下関市の内日中学校で行われた校舎のお別れ会では、卒業生や在校生によるソーラン節が披露されました。
内日中学校は、今年4月から内日小学校に中学校の機能を移し、施設一体型の小中一貫教育校・「うつい小中学校」となります。
1986年に建てられた2階建ての現在の校舎は、学校としては使われなくなるため地元に実行委員会が作られ、お別れ会の準備を進めてきました。
(卒業生は)
「中学校に戻った気がします」
教室には、制服姿の写真が撮れるパネルや、生徒たちが学校の様子を写した写真、それに卒業アルバムなどが用意されました。
(卒業生は)
「卒業してから久しぶりに来てるので、寂しいというよりは懐かしいです。こんなに校舎が小さかったかなと思って」
(親子は)
「似てる。そりゃー本人だもの」
「ちょくちょく内日には帰っては来ますが、中学校に来ることはなかなか無かったので、変わってないです。きれいなままだなと思います」
(卒業生は)
「しかたない。違う形で利用してくれるのなら、それはそれで良い」
実行委員会では、「たくさんの人に来てもらう事ができた。校舎も喜んでいるのではないか」と話していました。
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