介護の現場や、病院での負担軽減が期待されています。ベッドに寝たままでもカラダを洗うことが出来る新製品の説明会が防府市で開かれました。
介護用入浴機器「switleBODY」(スイトルボディ)は東京のベンチャー企業が開発しました。
シャワーヘッドで体をなでるようにすると…水や洗剤が出ると同時に、汚れた水を吸い上げます。
水が垂れないため、ベッドから動けない人たちを浴槽まで運ぶことなく、洗うことが出来ます。
説明会には、代理店や介護関係者などが参加しました。
通常、3人が1時間程度かけて1人を入浴させるということですが、この「switleBODY」で入浴にかける人数を減らすことができ、時間も15分に短縮できるということです。
全国的に介護人材の不足が叫ばれるなか山口県でも2040年にはおよそ2800人不足するとされています。
介護現場での負担軽減になればと開発されたのが今回のswitleBODYです。
(介護士は)
「それなりの体の大きい方が高齢化していったときに女の人ではお風呂に入れるのは相当難しいので 全身綺麗に洗えるしとてもいいんじゃないかと思います」
(開発したシリウス 亀井隆平社長)
「お風呂はお風呂の良さがあり清拭は清拭の良さもあると思うんですがただ第3の選択肢としてこういったものがあるということを覚えて頂きたいというのとこれをやることで介護の負担が軽減することをまずは覚えて頂きたい」
switleBodyは4月1日に販売開始、販売予定価格は18万4800円となっています。
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