連携して観光客の誘致を図っていきます。
アメリカのNYタイムズがことし行くべき世界の52カ所の3番目に山口市を選んだことを受け28日、山口県と各市町の観光施策の担当者が一堂に集まりました。
(県観光政策課・柴崎泰課長)
「山口が世界に発信されたことで本県への注目が非常に高まっているインバウンド誘客をはじめ本県観光の推進に向けた絶好の機会と考えている」
ニューヨークタイムズの記事を追い風に国の内外の観光客誘致を図ろうと行政も新たな手を打っています。
このうち県は海外メディアに向けたプロモーションや山口市観光に加え、広島方面からの観光客の引き込みを目指し岩国・柳井地域を巡る周遊バスを新たに新岩国駅を起点に運行するよていです。
会議ではそれぞれの新たな取り組みを共有し、各市町からも積極的にPRしていくことを確認しました。
(山口市観光交流課・藤山正直課長)
「県内にも色々な全国にも世界にも誇れるような観光地がいっぱいあるので来ていただいた特に外国の方々にあらためて堪能していただきたい」
(下関市観光政策課・江頭康行課長補佐)
「連携を図って下関市にもお客さんが来るような施策を強力に推進していけたらと考えている」
過去に、ニューヨークタイムズが同様に選んだ自治体では国内の観光客増加から、次第に、海外からの観光客にシフトしていった例もみられたということで県では「今後も、情報共有を図っていきたい」としています。
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