パソコンのウイルスを除去するとのうその話を持ちかけられ、下関市の70代男性が電子マネー70万円分をだましとられる詐欺事件が発生しました。
長府警察署によりますと28日、下関市の70代男性がパソコンでインターネットを利用していたところ突然、画面上に「ウイルスに感染している」などと警告画面が表示されたということです。
男性が画面に表示された電話番号に電話したところ「ウイルスを除去するのに費用がかかる」などといわれ、話を信じた男性は、電子マネーカードを購入して番号を入力し、あわせて70万円分をだましとられました。
男性は、番号の入力誤りを理由に、何度も電子マネーカードを購入するよう指示されていて、不審に思った男性が警察に相談し、発覚しました。
犯人側の電話は国際電話で、男性は3軒のコンビニで電子マネーカードを購入、店員には「知人のプレゼント」というよう指示されていたということです。
警察では電子マネーカードを購入させ番号を要求するのは詐欺の手口などと注意を呼びかけています。