去年11月、勤務先の岩国市のこども園に爆破予告をしたとして有罪判決を受けた市職員について、岩国市は、刑の確定に伴い失職したと発表しました。
退職金は支払わない方針で、上司ら4人を戒告などの処分としています。
先月(2月)の山口地裁岩国支部の判決によりますと、岩国市の職員だった保育教諭は去年11月、勤務先の岩国市内のこども園に「爆弾を仕掛けたナリ」などと記載した紙を置き、業務を妨害。
執行猶予付きの有罪判決を受けました。
岩国市によりますと、刑が確定した今月(3月)1日に保育教諭は地方公務員法に基づき失職したということです。
市は「公判の内容を精査してから保育教諭の処分を判断する方針だった」とし、一定の社会的制裁を受けたことや公判で反省の弁を述べたことなどから免職などの懲戒処分は行いませんでした。
一方で退職金は支払わず、きょう(4日)付で、こども家庭担当部長やこども園の園長ら3人を戒告、総務部長を訓告の処分としています。
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