地震が起こったときにどうすればよいか…、
幼稚園児を対象にした防災について学ぶ勉強会が山口市で開かれました。
防災について学んだのは野田学園幼稚園の年長の園児たち。まずは園内を模した教材を通して地震の際に起こりうる危険を考えました。
(園児)
「これ(ドアのガラス)があぶない」
「本棚がたおれたらおもちゃがおちてくる」
この勉強会は教材を開発した日本赤十字社と園が2020年から取り組んでいるものです。
園内で起こりうる危険について学んだ子どもたちは次にとるべき行動や避難方法を考えます。
「この行動はマル?」「マル!」
「地震です(サイレン)」
突然、抜き打ちの避難訓練が始まりました。
子どもたちは、学んだことをもとに慌てることなく先生の指示に従い外に避難していました。
(園児)
「(地震の時は)ものがあるところにいないように気をつけたい」
(日本赤十字社山口県支部 平山 壽樹さん)
「いつも親御さんと一緒にいる訳ではないので、子どもたちが自分の命は自分で守ることを学ぶことが命を守ることに繋がる」
みんなで考え、みんなで動き、子どもたちは防災について学びました。
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