キャンバスは、教室の窓ガラスです。
下関市の小学校で、1年生が窓ガラスにまもなく卒業する6年生に宛てた感謝のメッセージを描きました。
ウィンドウアートを楽しんだのは、下関市にある吉見小学校の1年生23人です。
中庭に面した窓ガラスには、旗と「6年生ありがとう」、廊下側の窓には、旗と「6年生おめでとう」の文字を事前に先生が描いていて、子どもたちは水溶性のクレヨンを使って色を塗っていきました。
(質問)これは何ですか?(1年生)「ハウステンボス」
1年生は6年生に掃除や給食の準備の仕方などを教わっていて、学年の枠を超えた活動でも一緒に遊ぶなどしてきました。
19日には卒業式が控えています。
(1年生)「掃除とかでこことかも拭くんだよとやさしく教えてくれた。」「鬼ごっことかかくれんぼとかいろいろな事をしました。」「元気を6年生にあげたいから描いています。」
窓ガラスには、風船やハート、星なども描かれ、子どもたちの個性あふれるセンスでカラフルになっていきました。
実は6年生はこの日までインフルエンザによる学年閉鎖となっていて、子どもたちは登校してくる明日の反応が楽しみと話していました。
(質問)あすこれを見たら6年生はどう思う?(1年生)「笑うでしょう。」「うれしくなって涙が出るでしょう。」
このウィンドウアートは、卒業式まで残されます。
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