山口県内有数のトマトの産地下関市垢田地区で本格的な出荷が始まるのを前に、生産者たちがことしの出来や出荷基準などを確認しました。
12日はトマトの栽培農家や市場関係者たちがハウスを訪れ、大きさや形などことしの生育状況を確認しました。
下関市の垢田地区は山口県内有数のトマト産地で、現在およそ30人の農家が生産しています。
この日は「あかだトマト」のブランドで出荷している「垢田トマト部会」の会員たちが、出荷にあたっての規格や基準を確認しました。
「あかだトマト」は水やりをできるだけ抑えて栽培するため、実がしまっていてフルーツのような甘さがあるのが特徴です。
一般的に流通しているトマトの糖度は、5度くらいで充分甘さを感じられるということですが、きょうは9.3度を記録しました。
(垢田トマト部会 門俊宏部会長)「果肉の厚い、食感がある甘いトマトになっていますので、ぜひみなさん買って食してください。」
垢田トマトは7月末まで山口県内のスーパーなどに出荷されます。
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