下関市菊川町の名産・菊川そうめんをさらに普及させようと市内の生産者たちが協同組合を新たに立ち上げました。
3月8日に開かれた創立総会には、菊川手延そうめん協同組合の関係者およそ20人が出席しました。
菊川町で1972年に製造が始まったそうめん「菊川の糸」は「手延べ」と呼ばれる、生地によりをかけて引き延ばす伝統の製法で作られコシが強くのどごしがよいのが特徴です。
下関海響マラソンでは第2回大会から給水ポイントでランナーたちに振る舞われてきました。
最盛期には9軒の生産者がいましたが、高齢化などの影響で現在は3軒にまで減っています。
新たに立ち上げた組合では材料の購入や商品の宣伝を共同で行い、より効率的に製造・販売していくということです。
(菊川手延そうめん協同組合・加島薫 代表理事)「この地域では未だに昔ながらの手延べの製法を守って、しっかり熟成させることを基準にやっていますので伝統を守っていきたい。」
菊川手延そうめん協同組合では今後、後継者の育成などにも力を入れていきたいとしています。
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